生成AIによる顧客対応演習
今回は、質問ではなく情報共有ですので、気楽にお読みいただければと思います。
生成AIの用途として、疑問/質問に対する答えを教えてもらう(翻訳、調べもの、文章要約など)のはすでに日常茶飯事でしょうけど、掲題のような用途でも活用できるようです。これは、私の職場でシェアされた生成AI活用促進資料のトピックの一つで、なかなか面白いと思い、私も試しました。下記のようなプロンプトで。
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顧客対応の演習を行いたいので、手伝ってください。
あなたは、翻訳会社の社員(翻訳コーディネーター)です。
私は、その翻訳会社に登録済みで、同社から日英翻訳を頼まれるフリーランス翻訳者です。
あなたは、私の納品した日英翻訳の成果物をチェックした結果、疑問/クレームをいくつか抱きました。
あなたの出方・条件:
- 日英翻訳によくある疑問/クレームを私に示す
- やや不信感をにじませたトーンで
- 私には自由に回答させる
- 私との対話は、多くても3往復までとする
また、私の態度・対応について、下記の各観点から5段階で評価してください(5が最高、1が最低)。
- 冷静さ
- 原因を確認しようとする姿勢
- 解決策を提案しようとする姿勢
- 相手の信用/信頼を失うまいとする姿勢
- 今後も日英翻訳を頼みたいと感じる相手か否か
最後に、もし問題点があれば指摘の上、改善例も示してください。
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(このプロンプトのベースにしたのは前述の職場内資料ですが、この資料に機密/秘匿性はありません。それでも念のため、元の内容を大幅に、特に日英翻訳者向けとして再構成しました。)
これを試して感じた問題点として、唐突な出方をされる場合があります。たとえば、前提条件は前述のプロンプトに記したことだけなのに、「〜という点は今回の文書のトーンガイドにも記載がありました。その点はご確認いただいていましたか」のように。この場合、評価が多少厳しくなることを覚悟の上で、言い方を工夫しつつ反論するのもよいかと。私はこの路線で試しましたが、評価はともかく、それなりに学ぶべきものがありました。
用いる生成AIは、Gemini、Claude、Copilotなど何でもよいそうです。あたかも生身の人間と対話/議論しているかのような感触を得られるツールなら、こういう応用も可能なようです。
もし上記のプロンプトの改良版や変種版を思いついたら、ぜひここでお知らせください。

これはいわゆる「壁打ち」により思考をクリアにしたり深めたりのプロセスですね。日本語ではテニスの練習がイメージされて「壁打ち」と言うようになったのでしょうか。英語ではsoundboardingと言うらしいですね。「共鳴板」から声が跳ね返るイメージかな。